最終日 決勝

最終日は朝方から弱い雨。
レーダーに雲が写ってない場所なのに雨、、、こう言う日の予想は難しく神頼みです。
イスを拭く作業もギリギリまで待って行いました。コートが濡れるまでに至らなかったのは幸運です。
僅かにパラパラの状態で始まったシングルス決勝戦
単純な打ち合いを避け、ボールをコート広く散らし、ネットを取る。
伊藤あおい選手が前日までと同じプレースタイルでファーストセットをタイブレークで取りました。
セカンドセット以降は、第2シードの輿石亜佑美選手が初球から積極的な攻撃に転換
サービス、レシーブ共にペースアップ、ネットにも、、フルセットで伊藤選手を逆転、優勝しました。
両選手の気迫のこもった、変化や駆け引きに富んだ試合展開は素晴らしく
観客の皆さんは大きな拍手をおくっていました。楽しい決勝戦でした。
試合後、30分ですぐ試合出来ます!! の伊藤選手でしたが、、、
スタッフの準備もあり1時間後に決定、ダブルス決勝は午後1時から開始されました。
普段からダブルスを組む大学生ペア、田中菜冴美選手と西本聖良選手
アンダーサービスも駆使、前後衛の役割分担をハッキリさせるプレースタイルです。
伊藤選手、久保杏夏選手はこれに相当手こずり、ファイナル10ポイントのタイブレークへ。
この場面で積極的なネットプレーで前半を大きくリードした伊藤・久保ペアが優勝を飾りました。
ラインの皆さんには選手の会話が聞こえてきたそうで、、、
この試合、お金が掛かってる!!、、、これが試合中の励まし合い!? みたいだったそうです。
大会自体が2年ぶり、運営の勘も鈍っていました。沢山ミスもしました。
コロナ禍の影響で多くの時間とお金を費やす大会運営でもありました。
公のガイドラインはあるものの実際は手さぐり、、、 やはり最後は人の力でした。
生徒さんやジュニア保護者、OBの皆さんの協力で今年の大会を乗り切る事が出来ました。
例年以上に多くの協力者、そうした皆さんに支えられた大会でした。
来年の国際大会復活を願い、今回を検証、早く次回の準備に入りたいと思っています。
大会を終えるにあたり、関係した全ての皆さまに感謝申し上げます。
ありがとうございました。